先日走行中に違和感があり、フロントタイヤを見てみたらなんかボコッとこぶみたいに膨らんでいるではないですか(;’∀’)
調べてみたらタイヤのケーシング(タイヤの形状を成型している繊維)が切れていると起こるみたいです。直すには、タイヤの交換が必要とのこと。ちなみに私のタイヤは走行3,000キロくらい、年数で言ったら1年強くらいです。空気圧は週1くらいでこまめにチェックしていました。
せっかくなので自分で交換してみようということでどんなタイヤにしようかなとネットでいろいろ調べました。
今はいているのはもともと付いていたKENDAというメーカーのK-193、サイズは700x32C。
ちなみにタイヤのサイズ、「700x32C」というのは「ホイールの直径×タイヤ幅」を意味します。700というのがタイヤの直径、32Cがタイヤ幅。クロスバイクの場合、ホイールの直径は700が一般的なのでこちらはあまり気にしなくて大丈夫。
問題はタイヤ幅で基本的にタイヤ幅が太くなるとスピードは出しにくいけど安定性は高い。逆にタイヤ幅が細くなるとスピードは出しやすいけど安定性は低い。
クロスバイクでは28Cが一般的らしく私の自転車の純正タイヤは少し太めみたいです。
いろいろ悩みましたが今回は28Cの幅のタイヤに変更することにしました。
サイズが決まったらタイヤ選び。Amazonのレビューなどいろいろ見ながら検討した結果「CONTINENTAL」というメーカーの「ULTRA SPORT 3」に決めました。メーカーのHPを見ると「高い品質を手軽に体感出来るエントリーモデル」とのこと。重量は295g。
もう少し上のグレードでGRAND PRIXというのもあったのですが値段が倍近くになるので、初めてのタイヤ交換だしお手頃なULTRA SPORT 3にしました。
では早速作業開始!
まずはホイールを車体から外していきます。メンテナンススタンドをお持ちの方はいいですが、私は持っていないので自転車を逆さまにして作業していきます。
傷など気になるときは画像のように下になんか敷いてあげましょう。
用意するのは軍手とスペーサー。軍手はなくても作業できますが一応けが防止の為に用意しました。スペーサーについては後ほど・・・
まずは前輪から。
クロスバイクにはクイックリリースというレバーが付いています。このレバーを反対方向へ倒してあげると回るようになりますのでくるくる回して緩めるだけでタイヤが外れるようになります。
油圧式ディスクブレーキの場合、ホイールを外した状態でブレーキレバーを握ってしまうと、ブレーキパッドがくっついてしまい、元に戻らなくなってしまいます。このような状態になるとホイールを装着することも出来ません。
ここでスペーサーの出番です。ローターの代わりにブレーキパッドの間に差し込んでおきます。このスペーサーを差し込んでおけば不意にブレーキレバーを握ってしまっても大丈夫です。
スペーサーは自転車購入時に付属品として入っているはずですがもしなくしてしまっていたら単品でも数百円くらいで購入できますので用意しておきましょう。
続いて後輪の取り外し。
まず最初にギアをトップにしておきます。(一番外側の最小)。
前輪と同じようにクイックリリースレバーを倒してホイールを外しますがチェーンが邪魔になる場合は下の画像のようにディレイラーを動かしてあげると外しやすくなります。
前輪同様、スペーサーを入れるのを忘れずに!
これでホイールが外れましたのでいよいよタイヤ交換に入ります。
ちなみにこぶになっていたところですが、裏側をみてみたら下の画像のような感じ。ちょっと裂けたようになっていました。
今回使用するのは
タイヤ CONTINENTAL(コンチネンタル) ULTRA SPORT 3
チューブ SCHWALBE(シュワルベ) 700×18-28Cチューブ 仏式 40㎜バルブ 15SV
リムテープ SCHWALBE(シュワルベ) リムテープ ブルー 700C用-18mm幅
それぞれ前後用に2つづつ購入しました。
タイヤを外す前に空気を抜いていきます。
空気が抜けたら下の画像のように両親指で斜め前に押し出すようにしてタイヤをホイールから外していきます。固くて外れない、という方はタイヤレバーを使いましょう。
今回はリムテープも一緒に交換します。(白く見えているやつ)
リムテープはバルブ穴の所から外していきます。隙間になにか差し込んであげるとホイールから外しやすいです。
今回はシュワルベのリムテープを購入。青いのがかっこいい!
どうせタイヤはめてしまうと見えないのでただの自己満足ですが・・・
リムテープは文字が表に見える向きではめていきます。ホイールにただはめていくだけです。
私が購入したシュワルベのチューブの場合、バルブの長さが何種類かあります。今回は40mmのものを購入。
上がもともと付いていたもの、下が新しいチューブのバルブ。
画像だと変わらないように見えますが、実際付け終わってみたら元のバルブより短かったです。別に何の問題もありませんが、他にも50mm、60mmのバルブ長のものがありますのでお好みで。
タイヤをはめていく際、向きが決まっているので➡とROTATIONの文字に合わせてください。タイヤを付けてから間違いに気づくと心が折れます。
進行方向の記載がない場合、タイヤの溝が自転車にまたがった状態でㇵの字になるように付けます。
向きを確認したらまずは片側だけタイヤをホイールにはめていきます。
ロゴがバルブの所に来るようにするとカッコいい。
続いてチューブを入れていきますが、少し空気を入れておくと作業しやすいです。
バルブ部分をホイールに差し込んでからチューブを入れていきます。
タイヤとホイールの間にチューブがかんでしまうとパンクの原因になりますのでしっかりホイールの中に納まるようにチューブを入れていきます。
チューブがしっかり入ったのを確認したら、手前側のビードを入れていきます。両手の親指を使って入れていきます。最初は簡単に入りますが最後の方は固いです。タイヤによっても固い物、そうでもないもの色々あるようです。
最初はこんなの入るんかい!と思いますが、コツがわかると意外といけます。頑張って下さい!
これで完了!ロゴがかっこいい!
後は逆の手順で車体に付けていくだけです。
一度経験しておけば出先でパンクした際にチューブ等があれば自分で対処できると思いますので皆さんも是非チャレンジしてみてください。
何より工賃が掛からない!(^^)!
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