ポスターやポストカードなど、壁に貼りたいけど壁に穴をあけたりするのは抵抗があり、以前からマグネットが使えればなーと思っていました。
今回はDIYでマグネットが使える壁にする方法をご紹介します。
壁にマグネットを使用できるようにするにはシートを使う方法や塗料を使う方法などがありますが、塗料の場合磁力が弱そうだったので私が使ったのはマグロスという薄い金属のシートです。
用意するもの
- マグロス http://magcloth.jp/
- 壁紙と道具一式(今回はRESTAさんのチャレンジセットを利用)
- ボンド
- パテ
- ドライバー
作業手順
壁紙をはがす
マグロスは壁紙の下に貼って使用するため、まずは壁紙をはがすことから始めます。
壁紙をはがす場合、基本的にはカッター1本あれば大丈夫です。
壁紙には必ず継ぎ目がありますので継ぎ目の隙間にカッターナイフの刃を入れてめくりそこからはがしていきます。この時薄い裏紙が残るように剥がすのがポイントです。
マグロスを貼る
壁紙をはがし終えたら次はマグロスを貼っていきます。
公式サイトに「接着剤は速乾性で非トルエンのものを使用」と記載されていたので今回は「コニシ ボンド 速乾ボンドG10Z 1kg」を使用しました。
Mサイズ4枚とLサイズ1枚のマグロスボードを貼るのに1㎏でちょうどよい感じでした。
今回のようにマグロスボードを複数枚貼る場合、マグロスボードとマグロスボードの間は2mm~3mm程度間隔をあけて施工します。
パテ処理
マグロスの貼り付けが終わったら今度はパテ処理をしていきます。
マグロスは薄さ0.27mmと非常に薄い金属シートですがそれでも下地との段差は出来てしまいますのでこのまま壁紙を貼ると段差が目立ってしまいます。
段差をなくすために必要なのがパテ処理で今回は「ヤヨイ化学 ホシュ・パテ 500g」を使用しています。チューブ式で量も多すぎず使いやすいです。
パテ処理が完了するとこんな感じ。へたくそですが・・・
これでやっと壁紙が貼れる状態になりました。
コンセント回りの処理
壁紙を貼る前にコンセントのカバーは外しておきます。
プラスドライバー1本あれば簡単に外すことが出来ます。
①もともとのコンセント。白いカバーが付いています。手で手前に引けば外れます。
②白いカバーを外した所。上下2か所のねじを外して白い枠を外します。
③白い枠を外した所。上下2か所のねじを外して青い部品を外します。
④青い部品を外した所。スイッチと青いカバーはツメではめ込んであるだけなので手で外すことが出来ます。
壁紙を貼る
次はいよいよ壁紙を貼っていきます。
壁紙のDIYは初めてだったので初心者でもできそうな生のり付きでぴったりくっつけて貼っていくだけでOKなスリット壁紙を使用しました。
端から順番に壁紙を貼っていきます。
写真ではわかりづらいですが、なでバケを使っても結構空気が入ってしまい心配しましたが、時間がたつにつれて目立たなくなっていきます。
今回は部屋全体ではなく、部分的な壁紙の張替えだったので元の壁紙と同じような色柄のものを選びました。
気になる磁力は?
特に塗料を使ってマグネットが使える壁紙にした場合など、磁力が弱いというレビューもあり心配だった部分ですが・・・
磁力に関しては十分満足しています。磁石は一応磁力の強いネオジム磁石を購入しましたが、写真のように小さなマグネットですがポストカードやもう少し重めのものでも問題なく付けることが出来ました。
壁に傷をつけたくないという方、マグロスおすすめです!
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