【YZF-R25】リアサスペンション プリロード調整

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YXF-R25リアサスペンションプリロード調整
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目次

プリロード調整とは?

プリロード調整とは、サスペンションのスプリングにかかる力を調整することです。ライダーや積載物の重量に合わせて、サスペンションの伸び縮みを調整し、乗り心地や操縦性を最適化することができます。
プリロード調整は、バイクの車載工具を使って簡単に調整することができます。

適切なプリロード設定を行うことで、バイクの操縦性が向上し、安全性も高まります。

そもそもどれくらいの体重を想定しているの?

バイクはどれくらいの体重を前提に設計されているのでしょうか?
メーカーや車種によって多少の違いはあると思いますが出荷時のセッティング(初期設定)は体重60~70kg台を想定しています。
上記の体重の方であれば特に調整しなくても良いかもれません。

しかし女性の方や小柄な方、具体的には体重40~50㎏台の人が上記セッティングで乗った場合、サスペンションは硬すぎるということになります。

YZF-R25 プリロード調整手順

YZF-R25 プリロード調整は以下の手順で行います。
 1. タンデムシートを外す
 2. 車載工具から調整レンチとエクステンションを取り出す
 3. アジャスターを回してプリロードを調整する

タンデムシートを外す

まずはタンデムシートを外します。
YZF-R25の場合、タンデムシート左側面にキーの差込口(赤丸部分)がありますのでこちらにキーを差し込んで回せばロックが外れます。
ツメが引っかかっていますので少し後ろにずらすようにするとタンデムシートが外れます。

タンデムシート取り外し

タンデムシート裏側に車載工具があります。(黄色枠部分)
ゴムバンドを外すととることが出来ます。

車載工具

工具の準備

プリロード調整には車載工具の中の調整レンチ(画像右)とエクステンション(画像左)の2つをを使います。

調整レンチとエクステンション

調整レンチをエクステンションに差し込んで使用します。

調整レンチをエクステンションに差し込む

プリロード調整

こちらが実際に調整を行う部分になります。
後輪の前にプリロード調整箇所があります。

プリロード調整場所

YZF-R25の場合、出荷時のプリロードは7段あるうちの4段に設定されています
下の画像の赤の矢印の部分がインジゲーターで黄色の矢印の切り欠き(波上にへこんでいる部分)を1つずらすと1段セッティングが変わります。
画像の左側(車体後方)に回すと柔らかくなり、右側(車体前方)に回すと固くなります
調整レンチは青い矢印の部分に引っかけて回していきます。

レンチをかける場所

今回は1番柔らかいセッティング、1段にしたいので左に回していきます。
下の画像が1段にしたところ。ストッパーがあってこれ以上左に回らないのがわかりますでしょうか?

一番柔らかく調整した後

これでプリロードの調整は完了です。
あとは車載工具とタンデムシートを元に戻すだけです。

ちなみに今回は車体右側から作業しました。
左側から作業する場合にはボルトを2本(黄色丸)外してチェーンカバーを外す必要があります。

チェーンカバーの取り外し

今回のプリロード調整は短時間で簡単にできますので女性や体重の軽い方でノーマルのまま乗ってるよという方は是非チャレンジしてみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。

YouTubeに動画もありますのでよろしければご覧ください。

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